【髪のパサつき・抜け毛の原因?】慢性的な「貧血・血虚(けっきょ)」がもたらす身体と頭皮への悪影響と改善策
「最近、髪のボリュームが減ってきた…」 「髪がパサついて、抜け毛が増えた気がする」
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髪や頭皮の悩みに直面したとき、多くの人はシャンプーや育毛剤など「外側からのケア」に目を向けがちです。しかし実は、その原因は「貧血」をはじめとする、身体の内側の慢性的な血液不足(東洋医学でいう「血虚:けっきょ」)にあるかもしれません。
今回は、身体だけでなく頭皮環境や髪の健康にも大きな影響を及ぼす「血の不足」のメカニズムと、日常生活でできる改善対策について解説します。
Table of Contents
1. 貧血・「血虚(けっきょ)」とは?血の“量”と“質”の不足
一般的に「貧血」というと、クラクラする立ちくらみをイメージしがちですが、東洋医学ではこれを「血虚(けっきょ)」と呼び、より広い意味での「血液の不足」を指します。
これは単に血液の絶対量(ヘモグロビンなど)が足りないケースだけでなく、「量はあっても、栄養や酸素が十分に満たされていない(=質が悪い)」状態も含まれます。血液は全身に栄養を運び、心身を安定させる重要な役割を担っているため、ここが不足すると様々なトラブルが現れ始めます。
身体が出している「血の不足」サイン
以下の症状に心当たりはありませんか?
- 寒がりで、手足が冷えたりしびれたりする
- 肌荒れしやすく、乾燥肌に悩んでいる
- めまいや立ちくらみがよく起こる
- 髪に潤いやツヤがなく、抜け毛が増えた
- 寝付きが悪い、眠りが浅い(不眠・不安感)
- 年齢のわりにシワが気になる
あてはまる項目が多い方は、検査値に表れないレベルであっても、体内の血液が不足する「血虚」の状態に陥っている可能性があります。
2. なぜ血液が不足すると抜け毛や薄毛が進むのか?
東洋医学では、髪の毛のことを「血余(けつよ)」と呼びます。これは文字通り「血の余り(余った栄養)」が髪の毛になる、という意味です。
身体の中に十分な血液が巡っているときは髪まで栄養が行き届きますが、貧血や血虚の状態になると、身体は生命維持に重要な内臓へ優先的に血を回そうとします。その結果、優先順位の低い「頭皮」や「髪」への栄養供給は後回しになり、髪の細毛化、パサつき、抜け毛、そして薄毛を引き起こす原因となってしまうのです。
血の不足(血虚)を引き起こす主な原因
現代人に血液不足の傾向が増えている大きな原因は、日頃のライフスタイルにあります。
- 過度なダイエットや偏った食事
- 甘いものや辛いものの食べ過ぎ
- 不規則な生活による胃腸機能の低下(栄養の吸収不足)
3. 日常生活でできる「血」を補い改善する3つのアプローチ
貧血や血虚の傾向は、日々の生活習慣を見直すことでしっかりと改善へと向かわせることができます。今日から意識したい3つのポイントをご紹介します。
① 食事:鉄分と「血」を補う食材を取り入れる
普段の食事から、血液のベースとなる栄養素(鉄分やタンパク質)を積極的に摂りましょう。
- おすすめの食材: レバー、赤身の肉(牛肉・豚肉など)、マグロやカツオなどの赤身魚、魚介類(アサリやシジミなど)
② 睡眠:脳の酷使を休み、十分な睡眠をとる
実は、「脳を使いすぎる(目を酷使する)こと」も血液を大量に消耗する原因になります。夜遅くまでスマートフォンやパソコンの画面を見たり、ゲームをしたりするのは避け、夜はしっかりと脳を休めて十分な睡眠をとりましょう。
- リラックスのコツ: 眠りが浅いと感じる場合は、アロマテラピーなどによるリラックス空間づくりが効果的です。柑橘系のフルーツの皮を袋に入れて寝室に置くといった手軽な方法も、質の良い睡眠をサポートしてくれます。
③ 温活:身体を温めて血流を促す
身体を冷やさないことも、血の巡りを良くするために欠かせません。毎日の入浴や温かい飲み物・食べ物を選ぶなど、日頃から「身体を温めること」を意識してみてください。
4. まとめ:まずは自分の体質を知ることから
抜け毛や薄毛、髪の質の変化は、単なる年齢のせいだけではなく「貧血」や「血虚」といった身体の内側からのSOSサインであるケースが少なくありません。
頭皮の外側からのケアに限界を感じている場合は、まずはご自身の体質や日頃の生活バランスを見直し、内側から血を補い巡らせるケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。健康な身体と、健やかな髪を育てる土台づくりを意識してみましょう。


